2018年4月18日(水)東京にて
いだきしん先生焙煎リムの黒いコーヒーを淹れさせて戴いた時、女性の祈りを感じ、心震えました。そしてキリマンジェロの大地を感じ、祈りのエネルギーを身に受けました。キリマンジェロの山を撮影する為に、まだ真っ暗闇の中をホテルを出て車を走らせ、太陽が昇る前に着き、太陽が昇るのを待ちました。空が明るくなり、夜の闇が消え、天に浮かぶように現れたキリマンジェロを見た瞬間、涙がほとばしりあふれました。奴隷が鎖につながれ、大地を歩く列が見え、祈りながら歩く姿に胸引き裂かれんばかりでした。そしてキリマンジェロが希望であり生きる糧であったとわかった瞬間、「キリマンジェロの上に平和の灯火を」との祈りが聞こえました。タンザニアの初代大統領は、アフリカの屋根と言われているキリマンジェロの上に平和の灯火が灯れば、アフリカに平和が訪れると演説をされたとお聞きしています。2003年タンザニアの首都ダルエスサラームにて、南部アフリカ開発共同体(SADC)の首相会議の一環とし、いだきしん先生のコンサート「平和の灯火」を開催させて戴きました。人間の内面が変われば、過去から受け継がれた歴史を繰り返すことなく、真の平和をつくっていけるとタンザニア政府から依頼されての開催でした。今日は、エチオピアのコーヒー発祥の地カファから採れる野生コーヒーリムを淹れていたのですが、キリマンジェロのふもとにて見た人々の祈りが、おおいなる存在に受け容れられ、叶うとの通信を受けました。涙あふれます。頂いたコーヒーはやさしく、生命も魂も癒されます。ただただありがとうございます、と感謝よりありません。